メタバースやNFTに興味ある人や仮想通貨などでWeb3.0ってワードよく聞きませんか?
Web3.0とは何か?簡単にいうと
定義は明確にはないですが、現在のインターネットのデメリットを改良して、新しくしたインターネットをWeb3.0と言えるでしょう。
この次世代に向けて改良されたインターネットWeb3.0を理解しておけば
世の中の流れや今後の仕事などにも活かすことができるかも!?
話題にも乗れて、今後の仕事にも活かせたら注目されること間違いないですね♪
今回はこのWeb3.0をきちんと理解してもらうためにも
・Web3.0理解する前に、Web1.0・Web2.0とは何か?
・Web3.0とは何か?
・どういうものと関係があるのか?
・Web3のメリット・デメリット
についてわかりやすく情報発信していきます。
Contents
Web3.0を理解する前に、Web1.0とWeb2.0を理解しよう
私もすごい疑問でした。
最初はWeb1.0から始まり、それを改良したものがWeb2.0の現在のインターネットです。それを改良したものがWeb3.0であるため、このWeb1・Web2のWeb世代の概要はきちんと理解しておく必要があります。
Web世代の概要:Web1.0とは?
web1が主に使用されていたのは、1990年代半ば〜2004年になります。
この頃のインターネットは一方方向の情報発信で、主に静的HTML(メールとか文字のみのツール)でした。
情報がオンラインで取得できるという点では画期的でした。
現在のような動画はなく、文字のみ。今のような常にインターネットに接続されている状態ではなかったため、速度が遅くて従量課金製のダイアルアップ回線にアクセスするしかありませんでした。
Web世代の概要:Web2.0とは?
Web2は2005年〜現在に至ります。
Web1のデメリットである、一方方向ではなく、インターネットを常に接続状態にして、通信速度を上げ、企業側が管理する中央集権型のプラットフォームに改良しました。
誰でもSNSやブログで記事が書けるようになり、わたしたちにとってインターネットが身近になりました。ここでは文字のみではなく動画や、SNSの投稿にいいねやコメントなど、利用者同士が双方向にコミュニケーションが取れるようになりました。
このWeb2.0で、インターネットがわたしたちの身近になったきっかけとして、GAFAや巨大テック企業(ビックテック)がなければここまで浸透しませんでした。
Web3.0とは何か?
Web3の特徴として
①非中央集権型
②ブロックチェーン(分散型ネットワーク)を基盤にしている
③検証可能性、所有権、経済インセンティブがある
①非中央集権型
2014年にイーサリアムの共同創設者であるギャビン・ウッド氏がWeb3を名付けたとも言われています。ウッド氏は
と問題提起しました。
このWeb3は、Web2のような中央集権型(ビックテックの管理下)のものではなく、「非中央主権型」で、”ユーザーのためのプラットフォームにしよう”というものになります。
Web2のデメリットとして
・特定企業に個人情報が集中する、プライバシー間の問題
・中央集権型によるセキュリティの問題(サイバー攻撃を受けやすい)
このデメリットを改良するために、Web3ではブロックチェーン技術を基盤にしています。
②ブロックチェーン(分散型ネットワーク)を基盤にしている
ブロックチェーン(分散型ネットワーク)を用いたサービスでは、複数のユーザーで取引情報が共有されます。
もしもどこかでデータの改ざんや複製、不正アクセスが行われた場合、他のユーザーとの差異が発生するため、不正がすぐに検出されます。
③検証可能性、所有権、経済インセンティブがある
『検証可能性』ネットワーク上のデーターが正しいかシステムによって検証
『所有権』ネットワークデーターの一部を保有する
『経済的インセンティブ』収益化することができる
Web3はどういうものに関係があるのか?
・DeFi(分散型金融)
・メタバース
・NFT(非代替性トークン)
・Social Token(ソーシャルトークン)
に関係があります。
現在は
・Twitterは「Bluesky」という分散型ソーシャルメディアの構築を進めている。
・掲示板大手の「Reddit」はプロダクトにWeb3を追加しようと進めている。
今後は
NFT、メタバースだけでなくあらゆる分野でWeb3が導入される可能性がある。
Web3.0のメリットとデメリット
メリット
・例えばインスタで自身の発信するアカウントなのに、実際はインスタ企業側に所有権がある状態が、本当の意味で個人の所有権になり、縛られず自由な状態になる。
・個人送金(仮想通貨内で)ができ、手数料を安く済むことができる。また海外の送金なども簡単にできる(銀行などの金融機関を介さないため)
・インターネット上に勝手に表示される広告表示(大手企業からのWebの行動追跡)をなくせる。逆に広告を見た場合、報酬をもらえるように。
・1つのプラットフォームに縛られることなく、どのプラットフォームでもデーターが見れるようになる(ブロックチェーン技術により)
・セキュリティレベルが向上する(ブロックチェーン技術により)
デメリット
・まだ導入されたばかりであり、法定整備が遅れているため、詐欺やハッキングが増える可能性もある
・自己責任となる(自身でもデーターを所有するため、パスワードを無くしたら追跡できない)
Web3とは、Web1の分散型の形(自由で開かれた情報発信)と、Web2の利便性(技術・マーケティング)を合わせたものがWeb3であると思います。
今まで、GAFAなどの大企業から管理下のもと運営していた情報は、その企業がサーバー攻撃やハッキングされると多くの個人情報が流出するなどのリスクもあります。
このWeb3はこの管理下から解放され本当の意味での個人のWebの形になるんではないでしょうか。これを導入することで、より便利に生活できる未来が待っていると考えられます。
ただWeb3のデメリットとして、自己責任の部分が出てきます。今まではパスワードを忘れても問い合わせて解決していましたが、それができなくなります。
また秘密鍵(自分のみが知っているパスワード)を誰かに話してしまうと、すぐに盗まれてしまいます。秘密鍵を知るための詐欺やハッキングも増える可能性もあるため自分の情報はしっかり管理するようにしましょう。
以上のことを踏まえ、管理されるけど安心したプラットフォームがいいか、自由だけど挑戦するプラットフォームがいいかはよく考えご自身で判断しましょう。